弁護士費用

 弁護士費用には、①着手金、②報酬金、③手数料、④日当、⑤法律相談料などがあります。
 これらの弁護士費用とは別に、⑥実費が発生します。

 ①着手金は、継続性のある手続(訴訟・示談交渉など)のご依頼時にお支払いいただく費用です。原則としてご契約時に一括払いをお願いしていますが、事案により分割払いにできる場合がありますのでご相談ください。なお着手金の性格上、手続の結果(成功・不成功など)いかんにかかわらずご返金はいたしかねます。

 ②報酬金は、手続の終了時にお支払いいただく費用です。手続の結果(成果)に応じて金額が定まりますので、たとえば裁判に敗訴してしまった場合などは発生しません。

 ③手数料は、一回性のある手続(内容証明郵便・契約書作成・遺言作成など)や各種の法律調査(相続人調査・過払金調査など)のご契約の際にお支払いいただく費用です。

 ④日当は、ご依頼の事件処理のため、遠方に出張したり、裁判所の期日に出頭したりする際にお支払いいただく費用です。

 ⑤法律相談料は、一回の法律相談ごとにお支払いいただく費用です。

 ⑥実費は、ご依頼の事件処理のために実際にかかった費用(交通費・郵便代・印紙代など)をご負担いただくものです。

 以上のほか、比較的特殊な例として、時間制の弁護士報酬を定める場合があります。
 その他、顧問契約を締結いただいた場合は、顧問料が発生いたします。

 なお、以上①~⑥の弁護士費用及び実費は、必ずしも常に発生するものではなく、ご依頼の内容により、契約ごとに異なります(たとえば、通常は、①着手金と③手数料が同時に発生することはありません)。

 弁護士費用を含むご契約条件は、ご契約の際に、必ず契約書に明記してご案内いたします。
 ご希望の場合は、ご契約の前に、お見積書を発行いたしますので、遠慮なくお知らせください。

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